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転職の面接で受からない人の5つの特徴と改善策




転職したいけど面接で受からない、何度も落ちてしまう・・・。

実は、転職の面接で受からないことには原因があり、それを改善することで劇的に内定が取れるようになります。

そこで今回は、転職の面接で受からない原因と対処法について紹介します。

※写真はイメージです

現役転職エージェント

[取材協力]
福田陽平さん
某大手転職エージェントに勤務する現役の転職エージェント。キャリアコンサルタントの資格を有し、これまで多数の転職をサポート。

転職の面接で受からない5つの原因

これまで9年間、私は転職エージェントとして非常に多くの人の転職をサポートしてきました。

その中でわかったことは、転職はうまくいく人とそうでない人がはっきり分かれるということ。転職で内定を取れる人はどこの会社を受けても比較的内定が取れますが、その一方で内定が取れない人は、何度面接を受けても本当に一社も受からないのです。

実は、転職の面接で受からない人には共通する特徴があります。大きく5つのパターンがあるので、まとめてみました。

採用するメリットがないと企業に判断されている

そもそもなぜ企業は中途採用の求人募集をするのでしょうか?

欠員が出たので代わりの人を探すため、現状の事業を推進していくため、新規事業を開拓したいためなど理由はさまざまですが、首尾一貫しているのは、今すぐ戦力になる人を求めているということです。

つまり、多額の採用コストをかけてでも、今すぐ戦力になる人なら採用したいというスタンスが中途採用。このあたりは新卒採用とは真逆のスタンスです。
新卒の面接
転職の面接で受からない人は、このあたりをきちんと理解していない人がとても多いです。
例えば、面接の場において「未経験ですがこれから一生懸命勉強させていただきます」とか「一からキャリアアップしていきたいと思います」と発言する人がいます。
言葉だけ切り取ると、誠実で真面目な印象です。しかし、よく考えてみてください。
企業は“今すぐ戦力になってくれる人”が欲しいから中途採用の募集をしているのに、自分は何もわからないので一から育成してくれという人や、自分のキャリアアップのことだけ考えている人を欲しいと思うでしょうか?


企業から採用するメリットを感じてもらえなければ、転職はうまくいかないのです。

質問に対して答えを返していない

企業が面接をするのは、応募者の風貌や性格をチェックしたいからではありません。

企業にとって面接の場は、履歴書や職務経歴書では網羅できない補足情報を得るためや、応募者の意思確認、入社後の具体的な仕事内容や待遇などの詳細を伝える場でもあるのですが、最大の目的は「我々と波長の合う人物だろうか?」ということを見極めることなのです。

もし、これから仕事のパートナーとして関わっていく人物との会話がまったくかみ合わないとしたら、しっかりと連携をとっていくことはできませんよね。

そもそも社内においても会話のキャッチボールができない人は、顧客相手ではなおさらにひどいキャッチボールになってしまうでしょう。

採用面接に受からない人は、面接官の質問に対して適切な答えが返せていないケースがとても多いです。中には知的さを印象づけたいという思いが裏面に出て、回りくどい、結局何が言いたいのかわからない回答をしてしまう人もいます。

志望動機が適切ではない

先にもお話ししたように「この会社で勉強したいのです、キャリアアップしたいから私に時間とお金を投資してください」などという自己本位な志望動機も不採用につながりますが、「前職で上司とうまくいかなかった」とか「やりたい仕事ができなかった」など、環境を理由に転職したいという人も少なくありません。
面接官
“デキる”面接官であれば、このように返してくるでしょう。
「では、そのことについて上司と話し合ってみましたか?その結果どうでしたか?」
「やりたい仕事をさせてもらうために、何か働きかけはしましたか?」
一見、それは仕方ないなと相手の同情をかいそうなアプロ―チですが、デキる面接官であればあるほど、このように鋭いところを突いてきます。

中途採用の面接で最大級に大切なのは志望動機ですので、相手が納得できる内容でなくてはだめです。

身だしなみが適切でない

面接官にもよりますが、中途採用の面接の場では、応募者と会ってから数秒~十数秒のうちにおおよその合否を面接官は決めます。

言うまでもなく、身だしなみは非常に大事です。

とはいえ、高価なスーツを身につける必要も、ヘアスタイルをスプレーでガチガチに固める必要もありません。

面接官が見ているのは、身だしなみの奥に垣間見える「人となり」なのです。面接に受からない人の中には「これが俺のスタイルですし、この方が気持ちがアガるし、やりやすいので」などといってお世辞にも良いと言えない身だしなみで面接にのぞむ人も意外に多いのです。
個性があるのは存分によいのですが、ビジネスの世界では、適切な身だしなみで相手を気持ちよくさせることも非常に大切です。


ビジネスの世界では、オレ流=独りよがり。ここをしっかり理解している人物かどうかも面接の場においてはチェックされているのです。

正しく自己分析ができていない

面接で志望動機を聞かれたときに、やりたい仕事なのだと熱く語るのはよいのですが、それだけを押し通すのは危険です。

例えば、これまで和食の料理人だった人が「次は保険の営業をやりたいので、こうして面接に来ました」と熱く語っても、おそらく相手方は話しをすんなり呑み込めないでしょう。
ようするに“ストーリー”に違和感があると、思いつきで転職しようとしているのではないか?学生のインターン感覚で転職しようとしているのではないか?と相手方は思ってしまうわけです。


これが、保険の営業ではなく“洋食の料理人”志望であれば、前職の経験を生かして活躍してくれそうだし、本人も成長の機会となるからいいかもしれないと面接官は思ってくれるかもしれません。

ようするに、自分の市場価値を踏まえた自己分析ができていないと、どんなに志望動機を熱く語っても相手には違和感しかなく採用しようという気持ちにさせることはできないのです。

転職で採用を勝ち取るためにもっとも重要な「準備」

ここまで、転職の面接で受からない人の特徴を5つあげましたが、どのように改善していくべきでしょうか?

おすすめしたいのは、しっかり準備して面接にのぞむことです。面接は自分の素顔を出す場所で、ありのままの自分をさらけ出すべきだと考えている人は多いです。

しかし、私は面接という場所は“役者”になるべき場所だと考えています。

もちろん、ありのままの姿を見せることも、信頼関係を築く上て必要なのですが、ビジネスの場においては“プロ”でなければなりません。例えば、顧客からクレームを受けたときは例えそれが理不尽であったとしても感情的にならずにスマートな対応をプロとしてしなければならないのです。

ですので、そのようなプロとしての仕事ができるだろうかという部分も面接官は見ているのです。


面接

一語一句暗記するつもりで練習する

役者が本番に緊張を表に出さずスラスラとセリフを言えるのは、一にも二にも練習しているからです。

面接においては想定した質問が飛んでくるとも限りませんし、かなりアドリブが求められますが、どこの企業も質問してくることはほとんど一緒です。
志望動機や職歴などは必ず聞かれる項目ですから、そのようなものに関しては暗記するくらい練習しておくようにしましょう。


十分練習して面接にのぞむと落ち着いて対応することができるため、質問の意図とズレた受け答えをしてしまうことが少なくなります。

【関連記事】転職の面接における自己紹介で高評価を得る秘訣と注意点

他の人に必ずチェックしてもらうこと

服装や立ち振る舞い、発言に違和感があっても自分ではそれに気付けないもの。自分を客観的に見るのはなかなか難しいのです。

他の人から指摘されて初めて違和感があることがわかります。転職の面接で受からない人は、何かしらの違和感が必ずありますので、他の人に見てもらうことで修正していくようにしましょう。

この記事の冒頭で紹介させていただいたとおり、私は現役の転職エージェントです。

ですので、ポジショントークだと思われてしまうかもしれませんが、他の人にチェックしてもらうというのであれば、転職エージェントにチェックしてもらうのがおすすめです。

やはり転職エージェントは面接のプロなので、素人に見てもらうよりは格段に精度が高いと思います。

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まとめ

本記事では、転職の面接で受からない人の特徴を5つ、そして改善方法について紹介してきました。

面接で内定をとるコツを一度掴むと、ポンポンと複数の内定が取れていくことが多いです。ぜひこの記事で紹介した内容を参考にして、転職活動を頑張ってくださいね!