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仕事を辞めたい・・・その気持ちは甘え?判別方法と対処法を紹介




「今の仕事を辞めたいと思うのだけど・・・これって甘えだろうか?」

「上司が嫌で仕事を辞めるのは、甘えではないだろうか?」

現状の仕事を辞めようか迷っているときに、このように自問自答する人も少なくありません。辞める理由によっては、周囲から「甘え」として捉えられてしまうケースも往々にしてあるからです。

何よりも、今後の再就職のための面接で「この人は甘えで前職を辞めたな」と勘のいい面接官に見抜かれてしまったら痛手です。

そこで今回は、甘えと言われるかもしれないが今の会社を辞めたいと思っている人に正しい視点を持ってもらうため、以下の点をお話しします。

仕事を辞めたい・・・甘えに相当する?周囲の人が判断するのはナンセンス

今の仕事を辞めることは単なる甘えなのか?そもそもこの議論は、世代によって考え方が大きく違ってきます。

傾向としては、年齢が高い世代の人たちの方が、仕事を辞めることに対して否定的な傾向が強いようです。

これには、時代背景が関係していると思われます。

日本では、1954(昭和29年)から1973年(昭和48年)の19年間は高度経済成長期とされています。そして、1980年代からバブルが始まるのです。
高額な給与
この時代は終身雇用と言われ、一度会社に雇われたら、その会社一筋でサラリーマン人生を終えることが当たり前だったのです。

好景気のため、会社からの福利厚生も手厚く、年齢が高くなればなるほど、給与が自動的に上がっていくというシステムだったわけです。

ですので、この時代のサラリーマンは、自分が入社した会社にサラリーマン人生の全てを掛けたのです。

解雇されることなんてあり得ないですし、頑張れば頑張るほど出世できて給与が上がる、もっと言ってしまえば、たいして出世しなくても、会社に居続ければ給与はそこそこ上がっていったのです。

このような時代背景なので、この時代に働いた世代の人たちにとっては、仕事を辞めて転職するなど考えられなかったわけです。

ところが、若い世代はどうでしょうか?

2008年に起きたリーマンショックなどを体験した世代ならわかると思いますが、今の時代は安定している、財力があると思われている大手の企業すら、あっけなく倒産したり、人員削減をしたり、買収されたりしてしまいます。
リストラされた人
今の時代、そしてこれからの時代には、「終身雇用してくれる会社」などあり得ないと感じているわけです。

新卒社員の3割以上は、入社して3年以内に転職していくという、最近のデータがあります。

仕事を辞める、転職するということは普通にあり得ることで、仕事を辞めることは「前向きな判断なのだ」と、肯定的な考えを持っているのです。

このようなことも背景にあり、仕事を辞めることは「甘えだ」という人もいれば、「別に甘えじゃないでしょ」という人もあり、意見は人それぞれなのです。

つまり、あなたが仕事を辞めたいのは、甘えからなのか?そうではないのか?周囲の人が判断するのはナンセンスなのです。

仕事を辞めたい・・・甘えなのかどうかを判別する基準

ようするに、現状の仕事を辞めるのことが甘えかどうかを判別できるのは、あなた自身しかいないわけです。

では、どうしたら甘えかどうかを見分けられるのでしょうか?

下記の表はその指標として参考になるはずです。あなたは何個チェックマークが付きますか?


あなたの甘え度チェック


チェック欄に3つ以上チェックが付いたとすれば、辞めたい背景に甘えが潜んでいる可能性大です。

つまるところ、甘えなのか甘えでないのかの最大のポイントは、
今後の仕事(未来)に対しての向上心があるかどうかなのです。


つまり、「スキルアップしたい、他の分野にチャレンジしたい、だから仕事を辞めたい」という要素を含む場合は、大抵甘えではありません。

辞めたい背景に甘えがあると感じたらどうすればよいのか?

では、辞めたい理由が、ただの甘えだと判明した場合はどうしたら良いでしょうか?

この場合、転職はおすすめできません

なぜなら、もし今、転職したとしても、新しい職場でも結局、遅かれ早かれ今と同じ心境になるからです。

現状の環境から解放されるので、一時的には心機一転スッキリやり直せる感覚になりますが、結局、「転職してみたが、やっぱりここもダメだ」ということになりかねません。
感情に従うままに転職しても状況は変わらないのですから、ぜひ「今を変えること」に注力して欲しいと思うのです。


実は、どんな仕事でも(例えばそれがトイレ掃除でも)本気になれば仕事を楽しむことができます。

まずは、難しくない、簡単な作業からでいいですから「絶対やってやるぞ」という気持ちで取り組んでみて下さい。現状の仕事や会社を好きになるには、そのような「小さな一歩」を足していくしかないのです。

その一歩一歩の作業が、やがて他の人を圧倒するスキルになっていき、自分の仕事に誇りが持てるようになります。

「ああ、あのとき仕事を辞めないで良かったな」と将来思えるでしょう。

辞めたい背景に甘えの要素がないと感じる場合はどうしたらよいのか?

今の自分の気持ちを客観視して分析しても、甘えの要素がないと思う場合は、転職を視野に入れるとよいでしょう。

この場合、以下の2点をおすすめします。

現状の仕事を続けながら転職活動をする

日本では少子高齢化によって働き手が現状不足していますし、今後もこの流れは加速していくと思われます。

ですから、職種や条件を選ばなければ比較的仕事探しは簡単です。

そのようなわけで「すぐに仕事は見つかるだろう」と現状の会社をすぐさま辞めてしまう人も多いです。
しかし、求人数が多いからといって、自分に合った仕事が見つかるとは限りません。失業期間が長引けば経済的リスクも大きくなっていきます。
ですので、現状の会社に勤めながら転職活動をするのがベストです。

そこでおすすめしたいのが、転職エージェントの活用です。

転職エージェントは、求人のリサーチや面接の設定、入社までのサポートを無料でしてもらえるサービスで、就労している状態でもサービスの利用可ですから、今の会社に勤めながら転職活動をできるというわけです。

おすすめの転職エージェント一覧

転職したい旨をあらかじめ上司に伝えておく

周囲に知られないように水面下で転職活動をして、内定が決まったとたんに上司にカミングアウト。

しかし、「そんなギリギリに言われても困るよ。代わりがいないんだから見つかるまではいてもらうよ。」などとトラブルになるのがオチです。

ですので、現時点で辞める決意が固まっているのであれば、転職先が決まっていなくても今すぐにその旨を上司に伝えてしまうのがおすすめです。

例えばこのように上司と交渉するのはどうでしょうか?
今すぐに会社を辞めさせてくれとは言いません。その代わり、リミットを3ヶ月とさせていただけないでしょうか?今日から3ヶ月間はこれまで通り出勤いたします。ですので、この期間中に私の代わりの要員を探していただきたいのです。

もし、代わりの要員を私が在籍期間中の3ヶ月間以内に採用できた場合は、その時点で私を切っていただいで結構ですので、どうでしょうか?

また、私自身もこれから転職活動していくのですが、面接などで半日休みなどをいただくことも多少あると思いますので、あらかじめお伝えしておきます。
さらに、この旨を転職エージェント側にも伝えておき、上手にすり合わせながら進めていくといいですね。

まとめ

仕事を辞めたい・・・これは甘えからきている場合とそうでない場合があります。

甘えからきている場合であっても、それがダメということはありません。甘えを克服して現状の会社でやりがいを見出せるようになるケースもあるからです。

甘えでない場合は、良い転職をするチャンスとも言えます。

ようするに、甘え・甘えでないに限らずもっとも大事なのは前向きな視点を持つことです。