タイトル

「仕事を辞めたい」それって逃げ?悩んだときに持つべき視点




仕事を辞めたいと周囲に相談すると「それって逃げなんじゃないの?」と言われてしまうことも少なくないのではないでしょうか?
また、周囲からそう言われずとも仕事を辞める=逃げなのではないか?と自問自答して悩んでしまうこともあるでしょう。

そこで今回は、仕事を辞めることに対してどのような視点を持ったらよいのかを紹介していきます。

「仕事を辞めたい=逃げ」なぜそのように評価されるのか?

そもそも、仕事を辞めたい=逃げというイメージはどこからきたのでしょうか?

古くからの“教え”が影響している

「継続してきたことを途中でやめることは、現状からの逃げである」というイメージは、古くからの教えが根底にあるからなのかもしれません。
例えば、「継続すると後で良いことがあるよ」というようなニュアンスの格言やことわざはたくさんあります。
  • 継続は力なり
    何事も継続していくことが成功をもたらすという意味。
  • 千里の道も一歩より
    少しづつでも着実に努力を継続すれば成功するという意味。
  • 雨だれ石を穿つ(うがつ)
    小さな水滴でも同じ所に落ちていると、石に穴があくほどの威力となる。
これらは古くからの日本人になじみのある教えですが、現代においても通用する思考です。
例えば、ビジネスの成功者、有名俳優、アイドル、芸人など、現に成功している人に共通しているのは「一つの分野で諦めずに努力を継続してきた」ことですよね。

ですので、こうしたイメージから「仕事を辞めたい」→「放棄したいのでは?」→「情けない」という評価になってしまうのかもしれません。


古来からの教えが影響している

世代間の価値観の相違が影響している

仕事を辞めたい旨を、親や上司などの上の世代に相談したとしましょう。

そうすると、相談を受けた側は自分が経験してきたことに基づく価値観で回答してくると思います。
例えば、戦時中の世代の人であれば食べものがなく、生き抜くために仕事を選んでいる余裕はなかったでしょう。仕事とは生き抜くための手段だったわけです。
また、バブル世代であれば、出世目指して生涯同じ会社で猛烈に働いた世代。そうすることで収入と安定を手にできたのです。
こうした時代を生きた人にとっては、仕事を辞めること=悪だったわけですね。

【関連記事】仕事を辞めたいときの相談先は状況によりけり!よい相談をするコツ

仕事を辞めたいと考えること=自分の人生をより良くしたいという思いの表われ

しかし、今の時代を生きる若者たちは、上の世代が重視してきたこととはまったく違う価値観を持っています。

戦時中と違い、物が豊富にある時代ですし、バブルのときと違って会社が大きな求心力を持つ時代でもありません。現代の若者には生きるために働くとか、生涯会社に尽くせば豊かになれるという感覚はないのです。
彼らがもっとも重視しているのは、自分の存在価値や、精神的幸せ


ですので、仕事を辞めたいということは、今の状態では自分の存在価値を感じられないし精神的幸せも実現できないという思いが根底にあります。

そう考えると、仕事を辞めたいと考えることは、自分の人生をより良くしたいという思いの表われとも言えるのではないでしょうか?

ですので、周囲から何を言われようとも、仕事を辞めることに引け目を感じる必要はありません。

【関連記事】仕事を辞めたい・・・その気持ちは甘え?判別方法と対処法を紹介

周囲からの評価に対してどのように対処したらよいのか?

とはいえ、周囲から腰抜け呼ばわりされることもあるかもしれません。その場合以下の3つの対策をすればOKです。

気にしない

先にも述べたように「仕事を辞めたい=逃げ」という視点は古来からの教えや世代ごとの価値観の相違からくるものです。

ですので、アドバイスはありがたく受け止めつつも、気にしないようにしましょう。これが最善の対処法です。

評価を前向きに捉える

どのようなことにおいても低評価は今後のプラスにつながっていきます。
例えばグルメサイトの「食べログ」でお客さんから低評価を付けられてしまった場合、店主は改善点を洗い出し、次こそは!と高評価を獲得するために努力できるのではないでしょうか?

時として周囲からの低評価はモチベーションを上げたり、自身を見直す良いきっかけにもなります。

仕事から逃げて成功した人のストーリーを励みにする

実は、過去に仕事から逃げた経験を持つ成功者はたくさんいます。

現状の仕事から逃げて、その後別の分野の仕事へと転身し、後に仕事で大成功したという人は意外に多いのです。
過去に仕事から逃げた成功者は多い
例えば、世界的歌手のマドンナは、19歳のころニューヨークのドーナツ店で働いていたがうまくいかず、その後歌手へと転身していきました。その後の活躍ぶりは知ってのとおりです。

また、現役時代はパッとしなかった野球選手が解説者になったらうまいことハマり、その後解説者として各メディアから引っ張りだこになったなどなど、転身して成功した人はこの世にごまんといるのです。

仕事から逃げる自分を責めないことが大切

一番良くないのは、仕事から逃げる自分を責めてしまうことです。

先にも述べたように、仕事を辞めたいという思いは、自分の人生をより良くしたいという思いの表われでもあるので、むしろ自分を評価してあげるべきです。

今後の転身がきっといい未来につながるのだと前向きにとらえるようにしましょう。

【関連記事】「今の仕事辞めたい」ときに持つべき正しい視点と転職のすすめ方