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仕事が辛い・・・これってうつ病?判断基準と正しい対処法




仕事が辛い・・・耐えられないと思いながらも我慢して働き続けてしまうと、うつ病などの深刻な病気を引き起こしてしまうこともあります。

近年では、労働条件・環境の悪化や、職場でのハラスメントなどが社会問題となっており、仕事が辛い=甘えと片付けられない部分があります。

そこで今回は、仕事が辛いと感じたときにうつ病かどうかを判断する基準と、対処法について紹介します。

仕事が辛いのはうつが原因かも?誰にでも起こり得る「仕事うつ」

以前であれば、仕事が辛い、耐えられないと悩む人なんて精神的弱者だとか気合の足りないヤツと評価されてしまうことも多々ありました。

しかし、近年では仕事が原因で自殺してしまう人なども増加しており、大きな社会問題となっています。

2018年の7月に厚生労働省が公表したデータによると、2017年度の労災申請件数は1、732件で、実際に労災認定されたのが506件だったそうです。

このうち、仕事が原因で自殺してしまった人、あるいは未遂を図った人が98人。さらに過労死してしまった人が92人となっています。
つまり、過労自殺(未遂も含む)・過労死で亡くなった人が年間で190人にも上るということです。


この統計は、1983年から開始しているそうですが、過去最高の数字だそうです。

こうしたデータからもわかるとおり、仕事に起因するうつは単なる甘えとして片づけるわけにはいきません。

仕事が辛い、耐えられない…うつ病の判断準は?

うつ病は、気分が落ち込んだ状態や、生きていても何の喜びも感じない状態が長期に渡って継続され、日常生活に支障をきたしてしまう症状です。
うつ病が疑われる男性
うつ病の発症原因はさまざまで、もともと備わっている性格や環境によるストレス、社会的要因、経済的要因などがあげられますが、これらの要因が複数重なって発症に至ることがほとんどです。

しかし、ホルモンバランスの変化や生活習慣などが引き起こす気分の低下もありますから、うつ病なのかどうか判断するのは難しい部分があります。

しかし、ある程度は判別可能ですので、以下に判別するためのチェックリストを用意してみました。

当てはまるなと思った項目にチェックを入れてみましょう。


うつ病チェックリスト


上記の表で当てはまる項目が5つ以上ある場合は、少なくとも軽度のうつ病が疑われます。

うつ病かどうかを判別するポイントは、気分の低下に加えてなんらかの身体的症状があらわれているかどうかということです。

うつ病の疑いが少しでもある場合は早期に対処する

うつ病かもしれないと少しでも思う場合は、早い段階で医師に相談するのがもっともよい選択です。
医師に相談する
中には、自分でなんとかしようする人もいるようですが、自己流で対処しようとしても多くの場合、症状を悪化させてしまいます。

うつ病とひと口でいっても、最適な治療法は人によって違ってきます。

例えば、うつ病になったら休養が必要な場合が多いですが、長期休養が効果的な患者もいれば、短期が効果的な患者もおり、さらには休養を取るのが逆効果な患者もいるのです。

ですから、うつ病かもしれないと思ったら自己判断せず、専門医に相談するのが最善です。

仕事が辛い・・・でもこれはうつ病が原因ではなさそう。どうしたらいい?

では、仕事が辛い、耐えられないという感情がどうやらうつ病からのものではさそうだと思う場合、どのようにして対処していったらよいでしょうか?

まず、なぜ仕事に辛さを感じるのか、その原因を整理してみましょう。

おそらく以下のどれかが原因となっているのではないでしょうか?
  1. 周囲との人間関係がうまくいっていない
  2. 仕事がうまくいかず自己嫌悪に陥っている
  3. 給与・待遇に納得していない
  4. 現状の仕事がやりたい仕事ではない
  5. 体調が悪い


それぞれの対処法について、簡単に紹介していきますので、解決のヒントになればと思います。

周囲との人間関係がうまくいっていない

退職する理由を調査すると常に上位にランクインするのが人間関係です。厳し過ぎる上司やいい加減な部下、保身しか考えていない同僚などが周囲にいると、この人たちと働きたくないと感じることも多いと思います。

しかし、考えてみれば、人間も十人十色ですからすべての人を平等に好きになるのは無理な話しです。

転職しても合わない人は必ず現れます。

ですので、好きになれないものは仕方ないと割り切って、目の前の仕事に集中するようにするなど、考え方を変えるのも一つの手です。

【関連記事】職場の人間関係でもうギブアップ!仕事を辞めたいときの解決策

仕事がうまくいかず自己嫌悪に陥っている

頑張って仕事に取り組んでいるが失敗ばかりでうまくいかない。同期のアイツはどんどん先に行ってしまった・・・。

このような場合、そもそも自分の適性に合った仕事ではない可能性も考えられますので、自分にとってどのような仕事が適正なのかを見直してみるとよいかもしれません。

【関連記事】現状の仕事の適性を見直してみよう!適正がないと思ったらどうすべき?

給与・待遇に納得していない

会社とは儲かるときもあればそうでないときもあるため、現状の給与や待遇がまったくこの先変わらないとは言えません。

しかし、現状の会社にまったく将来性を感じずそこに身を置いていること自体に不安を感じるようであれば、転職を視野に入れていきましょう。

【関連記事】「今の仕事辞めたい」ときに持つべき正しい視点と転職のすすめ方

現状の仕事がやりたい仕事ではない

この場合、まず考えるべきは、現状の会社を辞めず、社内異動などで今の環境を変えられないかということです。

「想像していた仕事と違った」「会社は何もしてくれない」などということを転職の理由にあげる人は多いです。

しかし、会社は社員に都合のよい素晴らしい仕事を与えてくれる慈善団体のようなものではありません。

ですので、現状の会社という舞台で自分には何ができるのか、どんな能力が発揮できるのかを考えて仕事に取り組んでみましょう。

やりたい仕事は、そのような努力の結果として勝ち取れるものなのです。

【関連記事】仕事を辞めたい・・・その気持ちは甘え?判別方法と対処法を紹介

体調が悪い

体の調子が悪いが生活費のために仕事を辞めるわけにはいかない。このような状態で日々仕事をしていくのは非常に辛いものがあります。

その場合、傷病手当金や、失業給付金の受給を検討してみてはどうでしょうか?

病気やケガによって仕事の継続が難しい場合は、それなりのセーフティーネットが国の制度により設けられています。

【関連記事】自分が受け取れる失業保険の計算方法と受給期間をチェックしてみよう

まとめ

本記事では、仕事が辛いと感じるときに、うつ病なのかどうかの判断基準や対処法について紹介してきました。

とにもかくにも仕事が辛いときは我慢せずに何らかの対処が必要ですので 、参考にしてくださいね!