飲み方で各段においしくなる!?試してほしい有意義な日本酒の飲み方

飲み方で各段においしくなる!?試してほしい有意義な日本酒の飲み方

最終更新日:2020年4月30日
日本酒は飲み方でいろいろな味わいが楽しめるのをご存知でしょうか?
広く知られている日本酒の飲み方は冷酒、熱燗などですが、それ以外にもいろいろな飲み方があるのです。

そこで今回は、日本酒がよりおいしくなる飲み方をいくつか提案したいと思います。

温度を変える

日本酒は温度によって香りや味わいが変わります。これは日本酒の大きな特長の一つです。

また、種類によっては冷やしてキリッとさせたほうがおいしくなるお酒もあれば、燗酒でいただく方が深みが出るお酒もあります。

日本酒は温度にこだわっていただくとより楽しめますが、例えば以下のような飲み方が人気です。

冷酒

日本酒を冷蔵庫などで冷やして、冷たい状態でいただくのが「冷酒」です。
冷酒の温度帯は基本的に5~15℃ですが、このくらいの温度まで冷やすと日本酒はスッキリとした飲み心地になりますし、香りも和らぎます。

ですので、普段あまり日本酒を飲まないという人でも、冷酒にすると飲みやすく感じると思います。


冷酒でいただく

冷や

先に紹介した冷酒と“冷や”を混同させてしまう人も最近は多いようで、居酒屋で「冷や」を頼んだらぬるいお酒が出てきたとトラブルになることもあるそう。

実は冷酒と冷や(ひや)は別の温度帯の日本酒です。

“冷や”という字面から「冷たいもの」とイメージしがちですが、実は冷やさず、温めもせず、常温の状態でいただくのが「冷や」という飲み方です。

冷やの温度帯は20~25℃です。

この温度帯の日本酒は本来の味や香りを楽しむことができます。日本酒の中でも特に有名な獺祭などは常温でいただくととてもおいしいですよ。

熱燗

日本酒の飲み方でもっとも代表的なのがやはり「熱燗」なのではないでしょうか?
熱燗は50度に温めていただく飲み方になります。

このくらいの温度まで温められると、先に紹介した冷酒や冷やのようなスッキリ感は感じられなくなるので、日本酒に慣れていない人にとっては飲みにくく思うかもしれません。

しかし、日本酒に含まれる旨味成分(アミノ酸)が温められることで旨味が増し、切れ味もよくなるので、初心者の人でもハマる人が少なくないようです。

温度によって名前が変わる日本酒

実は、細かく言えば日本酒は5℃単位で呼び名が変わります。参考として下記の表にまとめました。

呼び名 温度
雪冷え(ゆきびえ) 5℃
花冷え(はなびえ) 10℃
涼冷え(すずびえ) 15℃
日向燗(ひなたかん) 30℃
人肌燗(ひとはだかん) 35℃
ぬる燗(ぬるかん) 40℃
上燗(じょうかん) 45℃
あつ燗(あつかん) 50℃
飛びきり燗 50℃以上

酒器やグラスにこだわってみる

例えば、同じビールを飲むにしてもコーヒーカップで飲むのと、ジョッキで飲むのとではおいしさの感じ方が違うのではないでしょうか?
ジョッキにビールが注がれるときの音や、ガラス越しに見える泡立ちによって気持ちもそそられますし、ジョッキで飲むと格段においしく感じますよね。
このように、お酒は使用する酒器によっておいしさが変わってくるわけですが、特に日本酒は酒器によって全体の印象が大きく変わるお酒です。

また、酒器へのこだわりをおすすめするもう一つの理由は、酒器によってリアルに味が変わるという側面もあるということです。
酒器やグラスによって日本酒の味わいや香りが変わる
例えば、冷酒は温度が上がってしまうとおいしさが低下してしまうため、小さい酒器でいただくのがおすすめ。
長時間酒器に入れておくと温度が上がってしってしまうからです。

とはいえ、温度が下がっていくのを味わうのが好きな人もいるので、そのあたりは好みによって調整するといいですが、基本的に常温以外の日本酒については温度の変化を最小限に抑えるため、小さめの酒器がよいでしょう。

少し変わったアレンジをしてみる

長い歴史のある日本酒ですが、意外なことにかなりのアレンジができます。
温度によって味わいや香りが変化することが逆にバリエーションの幅を広げるのです。

シャーベットにして飲んでみる

日本酒の中にはシャーベット状に冷やすとおいしくいただけるものも意外とあります。
凍らせて飲む用につくられた日本酒や、もともとシャーベット状で販売されているものあります。

通の人たちの間では氷酒(みぞれざけ)、凍り酒、凍結酒などと呼ばれ人気です。

炭酸で割ってみる

日本酒と相性が意外と合うのがコーラやサイダーなどの炭酸飲料です。
炭酸飲料で割ることで飲みやすさが格段に上がるだけなく、爽快感とスッキリ感もより強くなります。

バニラアイスにかけてみる

和と洋のコラボレーションは時に絶妙なハーモニーを奏でます。
日本酒は意外なことにアイスと相性が良いのです。中でもおすすめしたいのがバニラアイス。

バニラアイスに日本酒をかけるとコクがアップし、アイスの味わいに深みが出てとてもおいしいです。

初心者は旬の日本酒がおすすめ

食べ物にも旬の時期があるように、日本酒にも「旬」があります。
一般的に日本酒は冬から春にかけてつくられるので、ある意味ではつくりたての時期が旬と言えるかもしれません。

出来立ての日本酒は味や香りがフレッシュで飲みやすいので、初心者の人に特におすすめです。

ただ、日本酒の「旬」というのは人それぞれ好みで決まるとも言えます。
なぜなら、つくりたての日本酒よりも、熟成期間を経たものの方が香りや味に個性が出でおいしいという人もいるからです。

日本酒は時間の経過によってまったく違うものになっていくので、自分にとっての“旬”を探すと面白いです。

和らぎ水も忘れずに

日本酒で悪酔いしない飲み方の一つに「和らぎ水(やわらぎみず)」というものがあります。
「和らぎ水」とは日本酒をいただいている合間に飲むお水のことで、日本酒専門店では必ずといってもいいほど出されます。

焼酎などのお酒では水割りという飲み方ができますが、日本酒はそうはいきませんよね。
そこで、日本酒をいただくときに、お水を適度に飲むことで体への負担を軽減しましょうというものが「和らぎ水」なのです。

和らぎ水はその他にもアルコールによる脱水症状の防止や、体内のアルコールの中和にも役立ちます。

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最終更新日:2020年4月30日