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【タバコがもたらす7つの怖いリスク】甘く見るととんでもないことに!


最終更新日:2020年3月8日


タバコの習慣は心身に良くないとわかってはいても、なかなか習慣を断ち切れないもの。

何度も禁煙に失敗してしまっている人は、タバコのリスクについてしっかり理解しておくと、禁煙のよい動機付けになるかもしれません。

そこで今回は、タバコがもたらす7つのリスクについて紹介します。

タバコがもたらすリスクでもっとも怖いのは血管の病気

タバコがもたらすリスクはたくさんありますが、タバコに含まれる「タール」には発ガン性物質が含まれるためか、肺ガンや咽頭ガンのリスクがクローズアップされるケースが多いです。

しかし、もっとも怖いのは全身の血管を痛めるニコチンや一酸化炭素なのです。


タバコのニコチンと一酸化炭素は病気のもと

ニコチン

タバコによってニコチンが体内に取り込まれると、副腎が刺激を受けてアドレナリンやコチゾールなどのホルモンを分泌します。

これらのホルモンには血管を収縮させるという働きがあるため、血圧が上昇することになります。
タバコを1本吸うと血圧が10~20mmHg上昇すると言われていますが、これが繰り返されることによって血管は大きな負担を強いられます。

その結果、血管に関連するさまざまな病気のリスクが高まるわけです。

一酸化炭素

私たちが呼吸をすると酸素が体内に取り込まれます。この酸素は血中のヘモグロビンと結び付くことによって運搬され、体の組織に送られていくのです。
ところが、タバコによって体内に一酸化炭素が取り込まれると、ヘモグロビンより先に一酸化炭素と酸素が結び付いてしまうため、酸素の運搬量が減り、体の各組織は酸欠状態になります。
そのため、体はこれを改善すべく血圧を上昇させることで、なんとかして酸素を運ぼうとするのです。
その結果、先にも説明したニコチン同様に血管が痛むことになるわけです。

タバコは血中のLDLコレステロールを増やして生命を脅かす

タバコに含まれるニコチンと一酸化炭素は血管を痛めることは先にも述べた通りですが、それに拍車をかけるのはタバコによって血中のLDLコレステロール(悪玉コレステロール)が増加することです。

LDLコレステロールは血管内に沈着して動脈硬化を起こす働きがあります。

また、タバコの煙には血管を老化させる「活性酸素」を発生させる成分も含まれるのです。
あげればキリがありませんが、とにかくタバコは血管をあの手この手で痛みつけます。その結果、血管が詰まってしまったり裂けてしまったりするわけです。

タバコは生命を脅かす危険なアイテムなのです。

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CODP

タバコが引き起こす呼吸器系の病気で怖いのが「CODP」です。
この病気は一般的にはあまり周知されていませんが、実は日本人の死因の第10位となっていて、現在の国内患者数は700~800万人とも言われています。


CODPの正式名称は「慢性閉塞性肺疾患」で、厚生労働省の健康情報サイトe-ヘルスネットでは以下のように説明されています。
たばこの煙を代表とする吸入された毒素によって、免疫反応が引き起こされ、その結果増えているたんなど排出物による気道の閉鎖がおこりやすい状態です。
たんを伴うせき、息切れが何年にもわたって続き、息を吐く時間がのび、ぜいぜいするという症状があります。ひどい場合には、体重減少・やせ、気胸、心不全や呼吸不全を伴います。

出典:e-ヘルスネット(厚生労働省)

CODPは簡単に言うと、タバコの熱やタバコに含まれるタールやニコチンなのどの影響で肺がスカスカになって膨張してしまい、十分な空気が取り込めない、吐き出せなくなるという病気です。

この病気にかかると、常に首を絞められてるような苦しさがあり、とてもつらい生活を強いられることになります。

喫煙者は肺ガンの治療を受けにくい

タバコと肺ガンの因果関係については誰しもが知っていると思いますが、喫煙者が肺ガンになった場合、受けられる治療が限定的であったり、治療による副作用が出たりすることはあまり知られていません。


喫煙者は肺ガンの治療が難しい

喫煙者は肺ガンの手術を受けにくい

現在、ほとんどの医療機関では、肺ガンの患者が喫煙者だという場合、少なくとも1か月は禁煙しないと手術を受けられないようです。

喫煙者の肺ガン手術は非常に困難な上、術後の経過も良くないことが多いため、受け入れそのものを断る病院もあります。

喫煙者は治療の選択肢が少ない

非喫煙者に比べると、喫煙者の肺ガン治療法はかなり限定的にならざるを得ないようです。

喫煙者の場合、特効薬が使えなかったり、使えたとしても副作用のリスクが大きかったり、手術をするにしても非喫煙者とは違う工程を踏まざるを得ないため、治療の選択肢がかなり少なくなるのです。

周囲の人への健康被害

タバコを吸う人は「タバコによる害は自分だけの問題」だと思っていて、周囲へ及ぶ害についての認識が低い傾向にあります。
ところが、ある研究では、発ガン性物質のジメチルニトロソアニンが主流煙では5.3~43ナノグラムあったのに対して、副流煙ではその50倍~100倍の680~823ナノグラムも含まれていたのです。
つまり、喫煙者の身近にいる人は日常的に毒ガスを吸わされている状態。

実際に、ヘビースモーカーの夫を持つ妻は、そうでない場合に比べて2倍のガンのリスクがあるようです。
「タバコは主流煙よりも副流煙の方がずっと発ガン性物質が多い」
この事実を多くの人は知りません。

悪臭

タバコのニオイの元は、タバコによって発生するアンモニアや硫化水素、アセトアルデヒドといった化学物質です。
これらの成分は髪や服、皮膚などあらゆるものに付着して簡単には消えず長時間残ってしまいます。
悪臭
問題なのは、非喫煙者にとっては耐え難い不快なニオイですが、喫煙者本人はそれに慣れてしまって自分の悪臭に無頓着なところです。

職場や家庭に喫煙者がいると、タバコのニオイで誰が入ってきたのかがわかります。喫煙者は特有の悪臭があるからです。
しかし、喫煙者は悪臭を指摘されても「大したことはない」とか「大げさだと」感じます。
これが職場や家庭で嫌われる原因になったり、口論のもとになったりすることも少なくありません。
タバコは自分と周りの人の健康に害をもたらすだけでなく、周囲との人間関係も悪化させるというわけです。

就職や仕事に不利

ある意味、喫煙の習慣がある人は「自ら健康を損なう行動をしている人」と言えますし、「周囲に配慮できない人」とも言えるわけです。

また、タバコは血流を悪くすることから、集中力や思考力が低下しますので、仕事に集中できなかったり、能率が悪くなったりします。

このような理由からだと思われますが、最近では喫煙者は採用しないという企業が多くなってきています。

例えば、星野リゾートやロート製薬などは喫煙者を採用しないとことで知られています。
そこまではいかなくとも、就業中の喫煙を全面的に禁止する企業は加速度的に増えています。
例えば、損保ジャパン日本興亜ひまわり生命保では2019年4月から就業時間内を禁煙としていますし、ソフトバンクも2020年4月から全面的な禁煙です。
これらは事実上の「喫煙者を採用しない」というアピール。
喫煙者が仕事で不利になるのは間違いないのです。

まとめ

本記事では、タバコがもたらす7つのリスクについて紹介しました。
実際はここで取り上げていないだけで、タバコには数えきなれないほどのリスクが潜んでいます。

タバコのリスクを調べていくと、禁煙の必要性について理解できますよね。
自分と身近にいる人のためにも、しっかり禁煙と向き合っていきましょう。

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最終更新日:2020年3月8日