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日焼けの原因は紫外線のUVAとUVB!?それぞれのお肌への影響は?


最終更新日:2020年3月15日


紫外線の多い時期は日焼けによるお肌のダメージが気になるもの。

紫外線対策をしっかりおこなっていくためにも、紫外線がどのようなもので、私たちのお肌にどのような影響があるのか、このあたりの正しい知識が必要です。

そこで今回は、日焼けの原因や症状について詳しく見ていきましょう。

紫外線とは?

ご存知のとおり、日焼けは太陽の光によってもたらされますが、太陽の光には、私たちが“光”として認知している「可視光線」の他に、目に見えない「赤外線」と「紫外線」も含まれます。

このうち、日焼けの原因となるのが紫外線です。
日焼けの原因は紫外線
紫外線も波長によって、さらにUVC、UVB、UVAの3種類に分けられます。
このうち、UVCはオゾン層や大気中の酸素分子によって遮られるため、地表には到達しませんが、UVBの一部とUVAに関しては地表まで到達してしまいます。

先のも述べたように紫外線は人の目には見えませんが、性質上は可視光線と同様で、衣服や帽子などである程度遮断できます。
しかし、注意も必要。
なぜなら、例えば雲に覆われていたとしても紫外線の80%は地表に届くと言われていますし、屋内であっても空気中で散乱した紫外線が届いてしまうので、結局は野外の10~20%程度しか紫外線をブロックできないようです。


また、忘れてはならないのが、私たちは目からも紫外線ばく露しているということ。

衣服や帽子で紫外線を遮断できていても、目から入ってくる紫外線の影響を受けてしまいます。
UVカットの眼鏡やサングラスを使用すれば90%程度の紫外線をカットできますが、いづれにせよ、私たちにとって紫外線は厄介な存在であるということです。

日焼けの原因となるUVA、UVB

それでは、私たちに直接的に影響する紫外線、UVAとUVBについてさらに詳しく見ていきましょう。
実は、UVAとUVBでは私たちのお肌に及ぼす影響が少し違うので、正しい日焼け対策をするためにもしっかりポイントを押さえておきましょう。

UVAはシワやたるみの原因になる

UVAは紫外線の9割以上を占めます。この紫外線は波長が長いためお肌への浸透力が強いと言われていて、浴びたUVAの2~30%はお肌の真皮層まで到達すると考えられています。
その結果、お肌のハリや弾力のもととなるコラーゲンやヒアルロン酸、エラスチンなどをつくり出す細胞にダメージを与えるのです。
UVAによってダメージを受けると、お肌はハリや弾力がなくなり、シワになったりたるんでしまったりします。また、メラニン色素の合成が促進されてしまうため、シミが濃くなっていきます。
次に説明するUVBとは違い、基本的には炎症や赤みを引き起こさないタイプの紫外線なので、ダメージを受けていることを気づきにくい紫外線とも言えます。

UVBは炎症やシミの原因になる

UVBは紫外線の5%を占めます。

先に紹介したUVAと比べ、UVBは波長が短く、お肌の深いところまでは到達しませんが、UVAよりエネルギーが強いので、表皮細胞を壊して火傷のように赤く炎症させたり、メラニン色素が沈着して褐色化したりします。
UVBはシミの原因になる
先に紹介したUVAは日焼の症状がわかりにくいので、紫外線によるばく露が実感しにくいですが、UVBは赤みが出るなどの症状がすぐに出るため、目に見えて紫外線ばく露したことがわかります。

海や山での日焼けの症状は、このUVBによるものがほとんどでしょう。

日焼けのメカニズム

ここまでで、紫外線の種類とそれぞれの特徴について説明してきましたが、どのようなメカニズムで紫外線がお肌にダメージを与えるのかについて、さらに詳しく見ていきましょう。

紫外線によってメラニンがつくられる

紫外線は人体にとって有害。
ですので、お肌には紫外線を黒い色素で吸収することで、真皮への侵入を防ぎ細胞を守る仕組みがもともと備わっています。

この“黒い色素”なるものが「メラニン」と呼ばれる細胞です。

お肌が紫外線を浴びると、表皮にあるメラニン生成細胞(メラノサイト)が反応し、メラニンという色素をつくり出します。

こうして作り出されたメラニンは、いったんメラノソームと呼ばれる細胞小器官に蓄えられますが、これが充満すると、表皮の一番深い層(基底層)に引き渡されます。

表皮の深いところでつくられたメラニンが徐々に押し上げられていく

私たちのお肌は代謝によって、一定のサイクルで新しく生まれ変わっています。

これを「ターンオーバー」と呼びますが、ターンオーバーにより表皮の一番深い層(基底層)で生成された皮膚細胞が上へ上へと押し上げられて肌の表面に出てくるわけです。
ターンオーターでメラニンが押し上げられる
しかしそれは同時に、基底層でつくられたメラニンも肌表面に出てくることも意味します。
このメカニズムにより皮膚が黒くなっていくというわけです。

シミは日焼けによるメラニンの滞留によって発生する

紫外線を浴びる頻度や時間が増えると、それに対抗しようとお肌の内部でメラノサイト(メラニン生成細胞)も増え、メラニンの生成が活発化していきます。

それと同時に、紫外線はお肌にダメージを与えるため、お肌のターンオーバーが乱れ、生成されたメラニンが排出されにくくなっていきます。

この2つのことがお肌の内部で起こるため、日焼けがシミになっていくというわけです。

日焼けによる症状

日焼けによる症状は大きく2つのタイプに分けられます。
症状によってケアの仕方が変わるので、これについても抑えておきましょう。

サンタン(軽い日焼け)

皮膚にメラニンが生成され色素沈着を起こすことで、お肌が黒くなっていく日焼けのタイプを「サンタン」と言います。
これは、主にUVAが原因となって出る日焼けの症状です。

すぐに日焼けの症状が現れずに、紫外線を浴びて数日後からお肌の色に変化が現れ、数週間から数か月間、症状が続きます。
ある意味、この仕組みによって日焼けから皮膚細胞が守られますが、お肌の新陳代謝が悪いと皮膚にメラニンが残りシミとして残ってしまいます。

サンバーン(強い日焼け)

皮膚が火傷したように炎症を起こすタイプの日焼けを「サンバーン」と言います。
ひどくなると水膨れやヒリヒリした痛みを伴うこともあります。

サンタンとは違い、紫外線を浴びて数時間後から症状が現れはじめ、3~10日後には皮がむける場合もあります。
このタイプの日焼けは、皮膚にかなりの負担がかかり、皮膚ガンのリスクも高まります。

日焼けの対処法

先にも説明したとおり、日焼けには、サンタンとサンバーンの2種類があります。
それぞれの対処法についてまとめると以下のようになります。

サンタンの対処法

お肌の新陳代謝が活発であれば、お肌の内部にメラニンができてもターンオーバーによってメラニンは排出されていきます。

しかし、年齢や食生活、生活習慣などによってお肌の新陳代謝が悪くなると、一部のメラニンはお肌の内部に滞留し、シミになってしまうわけです。

ですので、サンタンに対策するためには日々のケアがとても重要になります。
サンタンは日々のケアで対策しよう
メラニンの生成を抑制したり、コラーゲンの生成を促進するビタミンをお肌に与えることや、日焼けのケアを日頃から徹底すること、食事や生活リズムを整えることがもっとも有効な対策法です。

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サンバーンの対処法

サンバーンの場合、日焼けした直後の応急処置がとても大切になります。
サンバーンはいわゆる“火傷”なので、できるだけ早めに、冷やしたタオルなどをあててお肌を冷やしましょう。

水膨れや腫れがひどくなった場合は、迷わず皮膚科に相談すること。
自己処理で済ませてしまうと、ダメージがお肌に痕として残る場合があります。炎症が治まったら化粧水や美容液で徹底ケアしていきましょう。

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まとめ

本記事では、日焼けの原因やメカニズム、日焼けしたときの対処法などを紹介しました。
日焼けした後に対策するよりも、日焼けしないために対策を講じる方が得策。この記事でその点がよく理解できたのではないでしょうか?

日焼けは百害あって一利なし。しっかり対策していきたいですね!

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最終更新日:2020年3月15日